ひからびた唐もろこしの葉っぱが だらだらと首をふり いちめんに黄色っぽい畠に立って まぶしい夕ぐれを眺めている人よ 忘れ去った五年の月日が ぐっと身近に迫るように 雲があなたを吸いよせるのか ものがなしい日でりの空に むらさきの雲がただよい 死んだ…
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