アッツ島に散りゆける神の兵 二千を思ひて作れる 天地(あめつち)の 極まるところ 膚(はだ)さす 荒ふく風の いや更に 膚さすところ 凍てつきの 涯なる山の いや更に 凍てつくところ 冬籠(ごも)り 春去りくれど 吹ききたる 風なぎもせず 氷柱(つらら)…
十一月十四日ラヂオ報道をききつつ詠める 大勝の報道(しらせ) けふもあり 一度(ひとたび)は よろこびに満ちて 胸ふるへしが 火となりて 敵艦(あだふね)めがけ 自爆せる わが友軍機を いま眼に見たり 愕然と いま眼に見たり 轟沈(ごうちん)の しらせ…
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